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ここ数日でニュース番組を騒がせている「キュレーションメデェアの閉鎖問題」。
大手IT企業のDeNAが運営するキュレーションプラットフォームサービスの10サイトの全記事が非公開となりました。
私自身もちょくちょくベンチマークとしていて見ていたMERY。
このサイトだけは生き残るのかな?と思ってましたが昨日で全記事非公開になってしまったので今回ちょっと記事にさせて頂きました。
ニュースをみて初めてこのワードを目にしたり聞いたりした方も多いと思います。(あんまり日常会話で出てこない気がします)
ググってみれば色々と解説がありますが、一言で言ってしまえば情報をまとめることです。
まとめる人はキュレーターと呼ばれ、まとめた記事の集合をキュレーションメディアということになります。
馴染み深くりなり浸透してきたキュレーションメディア。
何でこんなに事件になったのか。
キュレーションと呼べるレベルには程遠い文章力でまとめてみた。
事の発端はWelqでした。
閲覧していた方も中にはいると思いますが、Welqは医療関係のコンテンツが大量に掲載されているサイトで、中には命や健康に関わるものが多数ありました。
にもかかわらず信ぴょう性の低い記事の連発を起こしてしまっており今回炎上することに。
一部引用させてもらうと ※引用先:http://www.oricon.co.jp/article/56921/
10月には、「死にたい」と検索すると、トップに表示されるwelqの記事に不適切な内容が含まれていると批判され、DeNAが記事内の広告を削除する事態に。
11月下旬には、肩こりに関する記事に『幽霊が原因のことも?』と書かれており、「まったく科学的ではない」などの指摘があり、批判が再燃。
このように人がクリックしたくなるような表現が多く、さらに信じ込んでしまい誤解を招く結果に。。
誤った情報を発信する事の事態を甘く見た結果と言えます。
前文でもありましたが、情報発信には細心の注意を払う必要があります。
特に医療関連情報を掲載しているにも関わらず、薬事法に違反している、医療の知識のないフリーライターが書いていたと指摘されていました。
Welqに限ったことではなく、その他のサイトも素人が記事を執筆できる態勢をとっていたという事だから驚きですね。
もっともらしいことを書かれれば・・大手がそう言っているなら信じ込むのも無理ありません。
専門家にしっかりと記事の信憑性について確認を取っていれば・・・また結果は違ったかもしれません。
これは判断が難しい問題です。
1日数百の記事を更新する必要があるにも関わらず、短時間で記事に仕上げなければならない為、ネタ切れになるのは当然。
自分なんて1週間で2記事書ければ自分を褒めてあげたいくらいですから。。
当然他のサイトから内容を引用してきてあたかも自分で書いたかのように投稿していたみたいです。
これも執筆主から指摘があり、問題視されていました。
特に統計や結果などの無断引用は著作権侵害などにも発展しかねませんので注意が必要です。
問題点をまとめるとこんな感じですが、今回の事件は、非常にモラルそのものを見直さなければいけないという点での見せしめですね。
正しい情報を伝える事の重要性を改めて意識させられた出来事でした。
弊社がお客様のホームページ制作にて気をつけている点は、専門知識が必要な内容は必ず専門家であるお客様と顔を合わせて打ち合わせを行い、オリジナリティー溢れた内容でサイトを充実させることです。
更新することの意義はもちろんですが、その情報が本当に問題ないのかもしっかりテスト項目に加えたいと思います。
さいごに、今後もお伝えしたい情報をより正確かつ分かりやすいよう、皆様に届けていけるよう取り組んで参ります。